アピデが神戸市にオープン カフェ&レストラン併設の新複合店舗

「ギフトショップ アピデ」(左)とカフェ&レストラン「グリーンテーブル」

正会員のアピデ(株)は4月29日、結婚・出産祝いなどギフト需要の高い30~40代女性をターゲットにしたギフト・生活雑貨・カフェレストランの複合店舗「ギフトショップ アピデ」「カフェ&レストラン グリーンテーブル」を神戸市西区にオープンさせた。ランチをしながらギフトを選んだり、ショッピングの合間にカフェでくつろいだりできる新タイプの複合店舗だ。

敷地面積700坪。建物面積210坪(「ギフトショップ アピデ」170坪、「グリーンテーブル」40坪)。駐車台数50台。雑貨店風のギフトショップにカフェ&レストランを併設したのは業界でも初めて。複合店舗で相乗効果を出すだけでなく、集客のための新しい仕掛けを盛り込んだほか、商品構成でも新しいカテゴリー商品を数多く展開するなど、従来のギフトショップのイメージを覆す挑戦的な店舗となっている。

「『ギフトショップ アピデ』と『グリーンテーブル』のメインインターゲットは、地域の30~40代の女性。そのために売り場や商品構成をどうするかが一番の検討課題になった」と中村雅昭専務。「子育ての真っ最中の方や働いている方も多いこの年代の女性たちに、どうすれば店に来て頂けるかということを発想の基本に置いている」と店舗開発の狙いを強調する。

メインターゲットをこの世代に絞ったのは、結婚・出産を皮切りにここから本格的なギフト行動が始まると考えるから。この年代の女性たちに来店してもらえれば、その後に男性客や子ども客も続いて来るという読みもある。同社はこうした考えに基づいて店づくりの実験を進めていくが、ここでの成果や情報は全国の得意先の販売店にフィードバックしていく。

フロア中央のレジ・カウンター

 

カフェ&レストラン「グリーンテーブル