(一社)日本ギフトサプライヤー協会(東海林秀典会長)は7月20日、東京・永田町の砂防会館で第2回ギフサセミナーを開催。
第1部は厚生労働省輸入食品安全対策室の輸出国査察専門官より、輸入食品の安全確保の取り組み「食品衛生法と輸入ギフト商品」を聴講。
第2部は(一財)ニッセンケン品質評価センターの繊維製品品質管理士より特定芳香族アミンとトレーサビリティの確保「家庭用品有害物質/アゾ染料」についてレクチャーを受けた。
カタログ掲載のギフト商品に占める輸入製品の割合は一説には6割以上にも及び、食品衛生法の理解なくしてギフトビジネスは成り立たないとされ、本講はあと数回にわたってのカリキュラムが組まれている。
また本年4月から施行された「アゾ規制」は、すでに繊維皮革業界では自主規制により徹底を図ってきたが、アジアやインドなどの現地「市場」で買い付けた商材は、こうしたチェックを経ずに流通することがあるため、特にノベルティ・プレミアム分野の商品はトレーサビリティの確保に努めたいと解説された。