ギフサ2019納会

ビジネスマッチング、セミナー活発に

冠婚葬祭文化を継承発展、啓蒙活動に注力

景表法の違反事例が徹底解説されたギフサセミナー

(一社)日本ギフトサプライヤー協会(略称ギフサ、東海林秀典会長)の「2019年度納会」が12月6日、大阪市北区のヒルトン大阪に正会員・賛助会員ら104人が参加して開かれた。ビジネスマッチングで活発に商談が展開されたほか、ギフサセミナーでは「景品表示法」の違反事例が詳細に解説された。

正会員13社が集まる社長会では、現在の厳しい情勢を確認し、ギフサの果たす役割として品質向上をはかり、価格競争の抑制を徹底するとともに、配送運賃値上げの動きに対しては継続的に対応していく姿勢を明確にした。

荷物の再配達改善に関して、雑貨のカタログギフトの申し込みハガキに配送希望日枠を設定することで再配達率が削減された実証結果を報告。国交省などと協力しながら、引き続きサンプル調査を続けていく考えだ。

また、ギフサに対して日本贈答文化協会から「役員同志で意見交換をしたい」旨の申し入れがあり、全員で受け入れを確認した。

4回目となるビジネスマッチングは正会員13社、賛助会員13社が参加。新規会員を中心に、熱い商談が1時間半にわたり繰り広げられた。

社長会の模様

ギフサセミナーは6回目。講師の消費者庁表示対策課の伊藤武利課長補佐が「最近の景品表示法の違反事例について」徹底解説。「優良誤認表示」や「おとり広告」に注意を促した。

夕方からは懇親会。東海林会長が挨拶を述べ、ギフト文化の継承と啓蒙活動の必要性を訴えた。「今年のギフト業界は大変厳しい一年だったのではないか。要因の一つはブライダルの落ち込みが予想以上に激しかったこと。加えて米中の貿易戦争の余波を受け、法人ギフトがふるわなかったこと。さらにネット業者がどんどんギフトに参加していることも深刻な問題です。デジタル技術が進んでいますが、ネットはファッショナブルで低単価なものが好まれるというカジュアルギフトを志向しています。これは本来のギフトと少し異なる方向性のように思われ、我々ギフサ会員は日本の良い伝統を守る冠婚葬祭文化を継承し発展させる啓蒙活動に注力したい。中元歳暮をバンドで包装して贈るのは失礼です。そういうところから直していく使命がギフサにあると思います。『動機善なりや、私心なかりしか』という稲盛和夫さんの言葉を肝に銘じて頑張っていきたい」

続いて野水重明協力メーカー会代表幹事(ツインバード工業社長)が「我々メーカーもオリジナリティ溢れる、品質第一でこだわりの魂のこもった商品・サービスを提供し続けながら、業界の発展にお役に立ちたい」と挨拶し乾杯音頭をとった。和やかに歓談後、中締めは三谷欣司会計。「2020年は東京オリパラ。ギフトもおもてなしなので、健康第一で来年を迎えていただきたい」と締めくくった。

懇親会の模様
懇親会の模様